デートクラブにも詐欺が存在

デートクラブはパパ活系マッチングアプリよりも低リスクで利用できますが、一部で詐欺まがいの行為をする悪質業者や悪質ユーザーが存在します。
男女の出会いを斡旋するサービスは、どの業界でも少なからず詐欺被害がありますので、信頼できる老舗・大手を利用するなどしてリスク回避を徹底しましょう。
サクラはいる?
業者によるなりすましなどのサクラがいるかは、利用するサービスによって違います。
ガラケー時代の出会い系サイトやメッセージ毎のポイント課金が必要なマッチングアプリは、サクラ被害が多かったです。
大手マッチングアプリでも、ぼったくりバーへの誘導や宗教の勧誘、美人局詐欺をする悪質ユーザーが存在します。
高額な入会金と年会費が必要な結婚相談所の場合は、出会った初日に騙す被害が少ないですが、一部で結婚詐欺などの悪質な被害事例があります。
デートクラブなどを通じたパパ活も同じで、集客力が低い悪質サイトはサクラを使っています。
実際には容姿端麗な女性会員がいないのに男性会員を集客し、高額な入会金と紹介料を払ってもキャンセルを繰り返されるなどして女性会員と出会えないケースがあります。
このほか、運営とグルになった年齢詐称や体型詐称の低品質な女性会員が現れて、お手当有りの肉体関係を拒否すると高額請求されるトラブル事例があるので注意してください。
老舗・大手なら安心!

サクラや詐欺行為は集客力がない新参業者などが手を出していて、実績のある老舗や大手は悪質ユーザーの排除などセキュリティ強化に力を入れています。
デートクラブやパパ活のように経済的余裕のある男性と美女が金銭のやり取りをする交際は需要が高いです。
昨今は空前のパパ活ブームによって、普通の大学生やOLなどがデートクラブ・パパ活アプリに登録するケースが増えています。
男性が高額な料金を払って女性は審査にさえ通れば無料で利用できる制度から、デートクラブやパパ活アプリは女性比率が高いです。
集客力がある老舗や大手のデートクラブを利用すれば、厳しい審査に通過したハイレベルな美女だけを紹介してもらえます。
リガール交際倶楽部の摘発
2017年に架空会社が運営するリガール交際倶楽部の"かけ子"ら5名が逮捕されました。
詐欺の電話をかける"かけ子”や実際に客とデートする女性役など組織ぐるみの犯行で、保証料名目で現金約500万円を騙し取った容疑です。
2017年7~9月に女性の紹介を申し込んだ名古屋市の男性会社員に対して、「初めて利用する場合は保証料が必要で2回目のデート後に返金する」と虚偽の説明をして保証金名目の現金400万円を含む、計500万円を騙し取りました。
公式サイトなどに記載がない保証料などを請求された場合は詐欺の可能性が高いです。
"かけ子"らのサクラを使って組織的な犯行をした詐欺事例があるので、デートクラブ・交際クラブ選びは慎重に行いましょう。
しっかりした公式サイトを持っていても安心せず、外部サイトやSNSで口コミなどの評判を確認することが大切です。
優良クラブの摘発事例
2015年2月に大阪市内で高級交際クラブを運営していた男性が売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕されました。
経営者が逮捕されたデートクラブは19~48歳の女性会員約170人が登録していて、「入会金20万円でタレント紹介」などと謳って集客していました。
逮捕された容疑内容は、50代の歯科医の男性会員に対して売春相手の女性会員を紹介し、紹介料2万円を受け取った疑いです。
実際に多くの女性会員が登録していて料金設定も適切な相場内の優良業者でしたが、売春前提の要素が強すぎたことが逮捕された要因です。
ちなみにデートクラブ条例が制定され、警察に営業許可の届出をするルールを設けているのは東京都のみで、その他の都道府県は営業許可制度がありません。
東京以外を本拠地にするデートクラブだったことが、摘発された要因のひとつでしょう。
なお、この摘発事例がきっかけとなり、老舗・大手のデートクラブは自由恋愛の原則を強調し、東京に本拠地を置いて営業許可を取るなどの方法で対策を徹底しています。
デートクラブの現在地

2010年代後半からマッチングアプリを活用したパパ活が流行し、コンシェルジュによるサポートがあるデートクラブ・交際クラブの注目度が高まっています。
過去に組織ぐるみの詐欺被害や摘発事例があったのは事実ですが、ユーザー同士のトラブルが多いパパ活アプリの普及に伴って、セキュリティ強化を徹底する風潮が強まっています。
大手や老舗など評判が良くて信頼できるデートクラブを選定する必要がありますが、デートクラブを利用すれば安全にパパ活を楽しむことが可能です。
パパ活ブームの到来によってセキュリティの徹底で差別化を図るデートクラブが増えていて、優良業者を選定すればアプリよりも安全で効率良く出会えると断言できます。